指折り数えてみると、鬱の自覚症状が出てきてから約1,100日、会社を休職期間満了で退職してから700日が経っていました。毎日会社に通い、疲れ果てたサラリーマンからみればなんとも羨ましい話かもしれません。基本的に自宅療養でしたから(笑)。
でも初期の頃は何も出来なくて、食欲も無く、外に出るのも怖くて、失恋が元で自殺を考えたり、はたまた薬の副作用に戸惑ったり、一通りの鬱の病状は経験したと思います。
途中からは会社に傷病手当金の申請書を定期的に持っていくような事もできるようになっていました。ただやはり、会社を退職させられた、というのは大きなショックでした(それが自分が嫌いな会社であっても)。
それでもその間、精神通院制度や障害者厚生年金はたまた障害者手帳がある事を知り、デスクワークでは学べない多くの事を学習しました。また図書館などの公共施設を使う事、それがまた結構な数ある事も知りました。他にもギター、アートといった趣味を再度始めたり、株や競馬といった今まで未知の世界だった事項にもチャレンジしてみました。普通にサラリーマンをしていたら多分知らないでいた事ばかりでしょう。
ただ一番困ったのは収入でした。基本的には定期預金は崩さない、というスタンスで臨んだので(一応これは達成できた)、傷病手当金が切れてからが大変でした。一時期1日1,000円生活を試みましたが、物価上昇のあおりで約1,000円生活に変更しました。だから年金が裁定された時はほっとしました。
就職はある程度の自信を持っていました。自分は特定分野のエキスパートである、という自負があったので。ですから就職活動を始めてからの現実には大いに戸惑い苦しみました。そんな中、同じ病気でリハビリをしている「センター」(これも自分でネットにて探し当てた)及び「センターの仲間」には大いに勇気付けられました。もちろん既存の友人達もです。ここ数ヶ月の世界情勢の変化で解雇やら内定取り消しが相次ぐ中、就職できるのはとても喜ばしい事です(それも自分の中での第一志望でしたから)。
社会復帰まであと1日。やり残した宿題はないかな?こんなに長い間自分を見つめ直す時間はもう無いだろう。だから復帰した後「うつ病になって良かった」と、後悔の無いようにしたいのである。
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